敷地は、戸建住宅と集合住宅の混在する、閑静な住宅地にある。北側と南側で、東西方向へ抜ける6mの一方通行道路に接する、いわゆる通り抜けの敷地である。ただ、南側では約15m、北側では約33m接道する変形のL型敷地となっていて、配置上、平面計画上とも、難しい計画となった。
周辺環境への最大限の配慮と、都市居住における安全性、利便性、快適性の追求が最大の課題となった。1階はゆったりとしたエントランス、駐車場に開放し、57㎡から130㎡までの24戸を、2階から5階に配した。
住戸プランにおいては、〇LDKにとらわれないゆったりとしたLDK、広々とした玄関ホールとシューズクロゼット、来客者への対応を意識した洗面・WC動線、浴室・ランドリールームの家事動線との分離など、いくつかの新しい提案を実践した。
変わりゆくこの地域にあって、集まって住むことの意味を問うことができたのではないかと思う。
所在地 大阪府豊中市
主要用途 集合住宅(24戸)
構造 RC造
規模 地上5階
敷地面積 1,115.3㎡/337.4坪
建築面積 668.4㎡/202.2坪
延床面積 2,834.8㎡/857.5坪
設計監理期間 2021/1~2025/7
施工 株式会社林建設